従来型産業の差別化

従来型産業についていろいろと絶望的な展望を述べる人がいる。

例えば、食品のスーパーなどがそれだ。いろいろと経営努力をされているスーパーがたくさんあるが、どのスーパーもコストを削る努力ばかりが中心でしっかりと戦略を練って差別化を推進しているスーパーは全くと言っていいほどない。

刺身をうすく切って出したり、総菜の種類を変えずに毎日同じものを出したりしてへんなコストダウンばかりやる。

これでは絶対に利益の出るような差別化戦略はできない。

スーパーだったらとにかく、主婦たちの話題になるようなユニークな商品を1つでもたくさん開発して売ることが大事だ。

近所の主婦たちの口コミが最高なのは宣伝広告費がいらず営業マンもいらないことだ。

ムダな経費がいらないのに勝手にウワサをひろげてくれる。

今の日本の地方にあるようなスーパーでウワサになるような商品を出しているスーパーはほとんどないと言っていい。

それでは従来型産業ですべてがダメかと言えばそれは違う。

中にはしっかりとした新しい売り方を考えた従来型の産業もある。最近では不動産がそうなっている。

イエプラなどの不動産や賃貸マンションのインターネット取り引きサイトなどは、新しい売り方を消費者に提供しているいい例だ。

すばらしい差別化を実現している。

スーパーがダメで不動産情報サイトがいいのは、お客のために工夫するという単純な発想をシステム化するということができているかどうかの違いだ。

お客の立場でモノを考えれば、簡単に差別化されたシステムは見つかるはずだ。