人気漫画のみごとな時代の読み

日本は10年以上もの間、デフレに苦しんだ。その間にいろんなものが失われてしまった。

1番わかりやすいのがお金だ。おそらく、この10年以上にわたる大デフレで、日本人は金利をもらえない給料ダウンなどの現象で、総額で200兆円ぐらい損をしたはずだ。

200兆円といえば、家族4人の家庭なら800万円の損だ。

これは日本経済にはかりしれないダメージをあたえたはずだ。本当はもっと日本人はらくな生活ができていたはずだったのにすごくもったいない気がする。

それでもこんな悲惨な経済状況の中でもたくましく生き残った産業もある。

漫画がそうだ。

闇金ウシジマくんなどの一連のデフレ漫画は、大ヒットして莫大な利益を得たと思う。

悲劇的なデフレ社会の真実を描いたこの作品は、1000万部をこえる大ヒットになった。

この闇金ウシジマくんが最近、非常に興味深い動きをし始めている。

驚くことにラストにむけてストーリーを展開し始めたのだ。つまり、闇金ウシジマくんは、もう1年ぐらいで連載が終わる。

おそらく、作者が闇金ウシジマくんはデフレ社会の描く漫画でありデフレが終わりつつある日本社会ではもう支持は得られないとの判断があるのだと思う。

さすがはこの厳しい出版不況を乗り切ったウシジマくんの作者だと思う。

時代の流れをすごく的確に読んでいる。