新しい時代の選択と集中

東芝がひどいことになっている。原子力事業と半導体に集中することを決断して大ハズレの結果となってしまった。

経営戦略としては間違っていないと思うのだが、やり方がちょっと教科書的すぎたのだと思う。

それは海外事業をあまく見たからだ。

海外は日本の市場と全く違う。いろんなワル知恵を持った頭のいい人間たちが常に相手を騙そうと企んでいるところがある。

アメリカ市場はまさにそんな人間の集合体だ。

東芝はそんなところに兆がつくお金がかかる原子力事業に投資してしまった。負債が7000億円なんて最近では聞いたことのないすごい金額だ。

これから、海外に投資した日系企業が東芝のようにひどい目にあうケースが続出するはずだ。

アメリカと並んで心配なのが、中国だ。中国へ投資した日本の大企業はこれからアメリカ以上に強烈な嫌がらせをうけるにちがいない。

日本の景気回復はもうすぐだと思うが、東芝のように海外で痛い目にあう大企業が赤字になり株式市場などを下落させて景気回復の水をさすケースが多発するだろう。

だから、これから新しいビジネスを考えている人は、とにかく、国内市場に絞ることを考えることが大事になる。

海外進出などは今後10年は絶対に考えないことだ。

今伸びている日本のオタクビジネスなどは、徹底して国内限定産業だ。同人誌で大人気になっている同人サークル、まろん☆まろんの作品などは、国内の限定されたマニア向けビジネスで10億円ぐらいのビジネス規模を形成している。

これから新しいビジネスをやろうとしている人たちは、こういったスモールビジネスに絞って起業すべきだと思う。